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ジュディハピ!短編 萌えシチュ:UFOキャッチャー

※エンディング後の話が嫌いな方にはお薦めできません。
※エンディング後の話を現段階でも楽しめる方のみお読み下さいませ。



◆提供元:萌えるシチュエーションbot
 可愛いものが大好きな強面くんが、こっそりUFOキャッチャーでぬいぐるみを取っているのを悪友に見られ、顔を真っ赤にしてダッシュで逃げる
 
◆注意
 萌えシチュ内容とは少し違った展開になっていますが、想像力が膨らんだキッカケとして『提供元』として紹介させて頂きました。
 本編のアレコレを丸っと無視していることが前提であり、単に萌えシチュを書きたいがためのモノなので内容は薄くて短いです。短くても許して下さい。
 基本的に会話文が主となっております。
 
 
 
*****
 
 
 
◎1の場合
 放課後、掃除当番で少し帰宅時間が遅くなった加奈子を会長が呼び止め、近場のゲームセンターへ強制連行。
 強引に腕を引かれながら歩き、到着したのはだらりっクマのぬいぐるみが並ぶUFOキャッチャーの前だった。
 
「先に言っておくが俺がこんな一般庶民の遊びに関心があると勘違いするなよ」
「はぁ、別に何も言ってませんが」
「これでしか手に入らないモノがあると聞いたから仕方なく来ただけであって、断じて興味があるわけではない」
「はぁ、そうですか」
「何だその不満そうな顔は。いいか、これが上手くいけばクマ子の好きな菓子を一つ買ってやるから全力で……」
「はぁ、お菓子はどうでも良いのでどのだらりっクマを取れば良いか教えて下さい。会長、既に何度かここに通って幾つか取ってますよね?」
「…………何故分かるんだ。まさかクマ子、名探偵か」
「店に入って迷わずここに来ましたし、何より会長を見る店員さんの目が生温かいからですよ。会長はもう少し自分が目立つ人だということを自覚した方が良いと思います」
「そんなことクマ子に言われなくても知っている。だから前に来た時は変装した」
「変装?」
「この間は伊達メガネをかけてきた。その前は制服の上着を脱いでいたから同一人物とは思われていないはずだ」
「(ダメだこの人……)はぁ、そうですか。それで結局どれを取れば良いのでしょう」
「あの左側のクマ太と、その少し後ろのクマ子で終わりだ」
「なるほど、三種類は取れてるんですね。確か全部で五種類のはずですから」
「ああ、さすがにクマのことになると詳しいんだなクマ子」
「(……)ちゃちゃっと取って早く帰りましょうか」
「フッ、あのクマ達を甘く見るなよ。いったい俺がアイツらにどれだけの金をつぎ込んだと……」
「はい一つ目取れましたー。あとは奥のクマ子でしたっけ? あれ、会長?」
「お前天才か……」
 
 この一件以来、ぬいぐるみ狩りに頻繁に誘われるようになる加奈子だった。
 ※続かないのでここで強制終了。
  ちなみにとある絵師様の素敵四コマに親友の絵理がUFOキャッチャー得意設定がありましたので便乗させてもらってます。
  今回の『1の場合』は絵理の影響で加奈子もそれなりに上手という設定。
 
 
*****
 
 
 
 
◎2の場合
 なんやかんやあってDV男である副会長と恋人同士になってしまった加奈子。
 たまたまゲームセンターの前を通りがかり、店前に置かれていたUFOキャッチャーに目を奪われていた加奈子に気付いた副会長との会話。
 
「……まさか僕に取って欲しいなんて言いませんよね」
「え、言いませんよ! アレ結構難しいから副会長には無理です」
「(カチーン)ほう、今聞き捨てならない言葉で僕を馬鹿にしたのはこの口ですか?」
「(むぎゅぎゅぎゅぎゅ)いたたたた! ほっぺた引っ張らないでくらひゃい!」
「見ていなさい、僕に不可能がないことをその目に焼き付けて差し上げますから」
「えっ!? もしかしてUFOキャッチャーに挑戦するんですか!?」
「それ以外の何に見えるのですか。馬鹿な勘違いをしないよう否定しておきますが、僕の名誉のためであって加奈子の為ではありませんよ」
「そんな勘違いしませんよ……。とりあえず、遊び方は分かりますか?」
「一分で説明しなさい」
「(コノヤロウ……)えーっと、まずここにお金を入れて……それからこのボタンを……」
 
 ――そして十分後。
 次から次へと景品をGETしていく王子様風イケメンが通行人達の目に留まり、いつのまにかかなりの人が集まっていた。
 加奈子の手には両手に抱えきれないほどの景品。その足元にも、気を遣ってきた店員がくれた紙袋から溢れそうになっているものがある。
 機械の中身を空にするつもりなのかと涙目で見つめている店長と、副会長の見た目と腕前に惹かれて集まる好奇の視線。
 
「あの、えっと、副会長が何でもできると理解できたのでそろそろ……」
「ふう、やっと理解できたのですか。まったく、加奈子のせいで無駄な労力を使ってしまいました」
「それは申し訳ありません……」
「荷物も増えてしまって……仕方ありませんね、その辺の子供達に配りましょうか」
「あ、はい。それが良いと思います」
「ああ、でも加奈子が一番気に入ったものは持ちかえるように。今日の記念ですよ。初の下校デートの、ね」
「っ……ありがとうございます、玲先輩!」
 
 という感じで分かり難い愛情表現をしまくる副会長に、それをスルーしたり上手く受け止めたりを無意識の内に調整する加奈子の不思議カップル。
 ※この先は続かないので強制終了。
 
 
 
*****
 
 
 
◎3の場合
 加奈子が可愛いと言っていたぬいぐるみが景品としてゲームセンターのUFOキャッチャー内にあると知った三宮。
 UFOキャッチャーは結構得意なので数回で取って明日プレゼントしようと考えていると、ほぼ同じタイミングで機械の前に人影が。
 
「あれ、絵理ちゃん?」
「あ、穂高くんだ。今日は加奈ちゃんとデートじゃなかった?」
「それが残念なことに加奈子ちゃんに用事ができちゃって」
「そうなんだ。良かった、加奈ちゃんが穂高くんの毒牙にかからなくて!」
「それ本人の前で言っちゃうの!?」
「うん、言っちゃうの。ところで何でこんな所にいるの?」
「あー……ちょっと私用で。そう言う絵理ちゃんは?」
「私は加奈ちゃんが欲しいって言ってたぬいぐるみを取りに来たんだー」
「えっ、絵理ちゃんも!?」
「もしかして穂高くんもなの? えー……」
「その嫌そうな顔の理由は何となく分かるけどオレの心が傷だらけになるから聞かないでおきます。っと、そうそう、オレも加奈子ちゃんのために景品を取りに来たんだよ」
「困ったね。同じものを二つ持ってても仕方ないし。あっ! じゃあ勝負しよっか?」
「勝負? 先に取った方が加奈子ちゃんにプレゼントできるとか?」
「うん、その通り! なかなか良いアイディアでしょう?」
「あははー、でも絵理ちゃんには不利じゃない? オレ結構得意だよ?」
 
 と、余裕そうな三宮にニッコリ笑うだけの絵理。
 レディーファーストだからお先にどうぞ! と絵理に機械を譲った三宮だが――。
 
「ごめんね? 言い忘れてたけど私すごく得意なんだ」
「たっ、たった一回でその大きな景品をっ……!」
「ついでに言うと、今日は加奈ちゃんの家に夜ご飯に招待されてるの。その時にコレ渡してくるね!」
「加奈子ちゃんの家で一緒にご飯……!?」
「先を譲ってくれてありがとう、穂高くん。じゃあ私もう帰るからバイバーイ」
「くっ……! 絵理ちゃんが勝負事を持ちかけてきた時点で疑うべきだったのに、オレのバカー!!」
 
 がっくりと両膝を地面に付けた形で脱力した三宮。勝負事には自信があったのに相手を侮りすぎたことを後悔。
 その夜、加奈子から先ほどの景品が手に入ったことを喜ぶメールが届き『良かったね』と返事を打ちながら心の中で咽び泣いている三宮。
 ※ここまで考えて良いオチがついたので終了。絵理は大爆笑しながら樹里先輩に報告しているはず。
 
 
 
*****
 
 
 
◎4の場合
 ※不憫な設定しか思いつかなかったのでボツになりました。
  一応、文章化しようとした流れだけ公開。だけど最初から最後まで不憫で残念。
 
 加奈子と一緒にゲームセンターに入ってUFOキャッチャーに挑戦するがボロボロの結果に。
 ↓
 落ち込む4を加奈子が励まし気持ちを浮上させた4だけど、『私にも無理ですもん』と冗談交じりで挑戦した加奈子が一発で景品ゲット。
 ↓
 さらに落ち込む4。ここまできて、更に酷いことをしようとしている自分に気付いて妄想止めました。
 ごめんね4!
 
◎他キャラは考えていませんので萌えシチュ:UFOキャッチャーは以上です。
 
 4先輩ファンの皆さんゴメンなさい!不憫にしかなりませんでした\(^o^)/
 


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